GLAUBEN FREUND TOKYOのメンバーへのインタビューを中心に、ブラインドサッカ―やグラオベンの魅力をお伝えする「GLAUBEN’s File」。第2弾はチームのキャプテンを務めるこの方にお話を聞いてみました!!
Masumi Tamura #18
ブラインドサッカー歴:1年4ヶ月
ポジション:フィールドプレーヤー
ブラインドサッカ―を始めたきっかけ
元々スポーツが好きで、昔はサッカーや競技ダンスをやっていましたが、社会人になってからはスポーツからは縁遠くなってしまっていました。たまたま知人からグラオベンを紹介してもらう機会があり、そこでブラインドサッカーという競技を初めて知りました。
これまで晴眼者の中に混ざってサッカーをやっていたときは視覚的なハンデを抱えながらプレーをしていましたが、ブラインドサッカーではフィールドプレーヤー全員がアイマスクをつけることでみんな同じ土俵で戦えるというところに惹かれ、このチームへの入部を決めました。
「サッカー経験者とのことですが、ブラインドサッカーとの違いは感じますか?」
最初はある程度は動けるのではないかと思っていたけれど、いざ始めてみると、全然違う。ボールを蹴る、相手に当たるなどの基本的な動きはサッカーでやってきたことが活かされていますが、目隠しをして、相手もいる中で体を動かすことに恐怖感がありました。見えない中でプレーをして、自分がけがをするかもしれない、相手にけがをさせてしまうかもしれないと思うと上手く体を動かせませんでした。今は、当初よりは大分動けるようになってはきましたが、周りのサポートの声の重要さを身に染みて感じています。
「ブラインドサッカーを始めて変わったことはありますか?」
仕事の他にも頑張りたいと思うことが出来たことで、自分に自信を持てるようになったと思います。ブラインドサッカー上達のため日々体調に気を遣ったり、トレーニングをしてみたりと、生活に良い変化が起こりました。
また、今まではスポーツの場でも職場でも、周りが健常者ばかりの環境で過ごしてきたためサポートしてもらうことが多かったのですが、ブラインドサッカーではプレーにおいては全員が目隠しをして見えていない状況の中で、自分が周りに対して何ができるかということをより考えるようになりました。
「どんな人にブラインドサッカーをおすすめしたいですか?」
障がいのある人に、何かしてあげたいけど何をしたらいいかわからないという人や、「多様性」について理解を深めたい人にとっては良い経験になるのではないかなと思います。
まずは練習や試合会場に足を運んでみていただけると嬉しいです。
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(Saori Matsuda)